R1150GS by ミッキー
BMWバイクはスペックに表れないところが実に良くできているということ。
私がR1150RGS(以降:GS)を購入するきっかけとなったのが"ABS"である。
当時、握りごけばかりしていた私には、ABS無くして楽しいバイクライフなかったのです。
1990年代ABSが付いていたにはBMWが唯一だったということで決定。
日本車に付いていれば、間違いなく日本車を選んでいました。
R1150RGSに対するイメージ
BMWを所有するまでのGSイメージ
- おやじが乗るバイク
- 高い
- 疲れない
歴史があるだけに良く考えられたバイクです。
- 安全面---ABS
- 環境面---触媒
- 実用面---パニアケース、グリップヒーター、他
- メンテナンス---Rのエンジンは整備し易い
- 見知らぬ人から、「これいくらするの?」ってよく聞かれること
- 盗難の恐怖
- ワイルドだから
- 競争相手にされない(他車から煽られない)
- ダートも走れる
特に筆記すべきはABS
GSのABS作動時、レバーへのキックバックがないです。これはキックバックによってライダーがブレーキレバーを放してしまうことを避けるための配慮らしい。
じゃあ、ライダーはABSの作動をどう感じるかというと、ABSが作動すると突然減速Gが無くなる。
私にはこのときの変化が好きになれない。
一瞬(0.3秒くらいかな?)減速Gがなくなってその後一定の減速Gが発生する。
この一瞬であるが、体が最大減速Gに耐えているところでブレーキをリリースされるため、体が後方へ持っていかれるのです。
これは、慣れるしなないのだろうなあ。
以下、ABS利用シーン別の感想です。
- ダート走行
- ABSは解除すべき。
ABS ONで走ったことがあるが、不自然な動きをするので私はOFFにしている。
リヤを故意に流したいときや、ロックさせないといけないシーンなどがそれに当たります。
また、ガレ場などリヤタイヤが空転するようなときなどABSのモジュールが良く誤動作をします。 - ライディングスクール
- ABSは解除すべき。
CRSは原則1速のみで走るため、加減速でABSが誤動作する。減速時リアブレーキが踏めないくらい硬くなる。
これは多分、激しい減速をした際、リアタイヤがエンジンブレーキによってタイヤが一瞬ロックしたと検知するからだと思う。
こうなるとリアブレーキは使い物にならなくなる。 - タウンユース
- ABSはONである。
現行のGSは第二世代ですが、この不具合は未だ解決されていない。
どういったシーンで発生するかというと、バッテリーが弱る冬。
セルを回したときの電圧降下でABS制御ユニットが動作不良に陥ってしまうのです。
私の場合、ABSがNGの状態でしばらく走ってから再度イグニッションOFF→ONでABSを正常動作させています。
ちなみに、ABSが起動不良を起すとインジケーターがそれを知らしてくれる。
マニュアルには、二つのインジケーターが交互点滅するとあるけど、私がこれまでに経験したものは点灯しっ放しという状態が存在しました。
一般的にバイク乗りの意見として、ABSは必要ないとか邪道とか言われます。でも自分の意見は異なっています。
確かにブレーキ競争やライスク等では邪魔になることは認めます。
しかし、公道では話は別で、特にパニックブレーキなどではとても有効だと感じます。
いくら訓練をしている白バイですら不意の飛び出しなどには対応しきれないのです。 ましてや、特別訓練もしていない一般ライダーは当然ムリでしょう。
最近でこそ日本車にもABSが付くようになったが、それも限られた機種だけであり、既に全社標準装備のゲルマンのメーカーから比較すると数十年も遅れをとってしまっています。
日本のメーカーはもっと積極的に安全性向上に取り組むべきではないでしょうか。
R1150RGSの乗り心地、操縦性
GSのバイクはちょっと変わったサスペンション。フロントがテレレバー、リアーはモノレバー。
詳しい解説は本屋で売られているバイク本に任せるとして、感じるところを述べることにします。
基本的に姿勢変化が少ない。
フルブレーキングしてもフロントが激しく沈まない。
これに関しては非常に気に入っています。
機構上ブレーキと舵が完全に切り離されているのでコントロールし易い。
フロントサスが動いていないかというとそうではなく、激しく上下しています。
でも、それが姿勢変化に表れないのです。
次に加速。
シャフト特有のリフトアップは皆無です。
チェーンのバイクから乗り換えても違和感はありませんでした。
ライスク等ではどうかであるが、特に問題はない。
最初、沈まないフロントサスに戸惑ったけど、慣れてきました。
また、ハンドルが良く切れるので小回りが可能です。
R1150RGSのエンジン
静止状態でエンジンを空吹かしすると車体が右に傾きます。いわゆる反動トルクの影響。でも、走っているときは全く気にならないです。
ツイン故に低速では気を使います。
1500rpm以下で不用意にアクセルを開けるとエンストします。
低回転ではちょっとデリケートと言えます。でも、ツインは良いです。
エンジンオイルがよく減ります。
3000km走って0.5L無くなります。
BMWのエンジンはそんなもんらしいです。
なので、オイルレベルは常にチェックする必要があります。
空冷故に夏場は油温が上昇し易いです。
ライスクの低速セクションを繰り返しトライしているとすぐにオーバーヒートします。
タイヤの磨耗具合
GSのタイヤは10,000Kmは持ちます。ただ、これは普通に使用した場合です。
月一でライスクで使用するとフロントタイヤのショルダー部がみるみる磨耗していきます。
それでも5000Km以上は持ちます。
リヤはサイドエッジまで使用することはありません。私の場合。
グリップヒーター
これは使ったらもう止められないという代物です。このお陰で、冬でも夏用グローブでのりきることができます。
ただし、低温火傷をすることがありますので注意が必要です。
電源ソケット
電源を取ることもできるし、充電もできる。バッテリーを外さないで済むので、むちゃくちゃ良い。
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整備性
自分で整備することがないのでよくわからないが、どうみても整備し易い車体構成。
GSはオイルさえ替えていれば良いと思っている。
シャフトだからドライブチェーン張り調整の必要もないし、ほんま手の掛からないバイクといえます。
転倒時のダメージ
エンジンが出ているからエンジンへのダメージが激しいと思いきや反対。エンジンヘッドが接地することで他へのダメージが皆無なのである。
(激しい転倒では、エンジンへのダメージが大きいので不安はあります。)
ハンドルが接地しないからレバーへのダメージもないしウインカーが壊れることもない。
エンジンヘッドにはプラスチックのプロテクターが付いているのでエンジンヘッドへのダメージも少ない。
倒れたバイクを起す時も楽。
エンジンガードが付いているようなものなので車体の少し起きた状態になっています。
でも、乾燥で250Kgの巨体ですから、楽に起すにはそれなりのコツが必要です。
パニアケース
最近でこそ国産にもメーカー純正のパニアケースが装着できる機種が出てきましたが、まだまだです。これも一度使うともう止められません。なんてったって便利だもん。
おもしろいように荷物を吸い込んでいきます。

電源を取ることもできるし、充電もできる。