バイクとバックパック
夏でございますね。
ええそりゃもう真っ盛りです。
雨の日だけでなく、こうした灼熱の太陽の下でも、
なかなかバイクに乗ろうという意思が働きにくくなってしまいますが、
やはりこれは歳を食ったせいなのでしょうか。
ともあれバイク日和であることは間違いなく、
熱波と日照りと焼肉OKな車体の熱にめげず、
無事にエンジンをかけ、走りだしたならば、
心地よい風とともに快適なツーリングを楽しめることでしょう。
ところでバイクでそれなりに遠出しようかという場合、皆様荷物はどうしておられるでしょうか。
私はどこかに宿泊するようなケースの場合は、事前に宿泊先に宅急便で送ってしまいます。
で、最低限の荷物を後部にくくりつけて出発することが多いですね。
車体重量は燃費にも影響しますし、視界や取りまわしにも多少影響がでますので。
くくりつける際にはゴム製のネットが便利です。
車種によって都合もあるでしょうが、バイク用品店にいけばまず最適なモノが見つかりますよね。
さて後部にくくりつけただけで収まらない場合、
またはそもそもそんなに荷物がない場合、
バックパックに入れて背負う、
という選択肢を採用される方も多いのではないでしょうか。
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私もかつてはこの方法を頻繁に採用しておりました。
長袖の上着+ジーンズにゴツ目の靴&バックパック、
と字面だけ見ると何やら電気街に居そうな人畜無害な雰囲気がしてきますが、
防御力とカラーリングのケバさ具合がダンチです。
いわば毒持ったカニ。
そもそもメット付きです。近寄りがたいですね。
バックパックは軍隊でも採用されている、非常に多機能な装備の一つです。
日本の小学生が必ずといっていいほど用いるランドセル、あれももとは軍用品。
江戸時代末期に幕府が採り入れた洋式軍装の一つで、ランセルというオランダ語から来ているそうです。
また幕末といえば・・・ っとまたしても脱線しそうに。
いやはや世の中罠だらけですな。
しかしこんな便利なバックパックを私が採用しなくなったのには、とある出来事が原因となっているのです。
その出来事が実は今回のお話の中心。主役。メインテーマ。
つまりここまでは全て前振り。
映画などでよくある、平穏な日常の演出です。
このあとに続く惨劇の対比となる、アレですね。
そう、今回はバイクの怪談パートIIなのです。
既に竜頭蛇尾な気配もプンプンしていますが、それでは次回から本編デス。
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