バイクとグローブVII
さてさてどこまでも脱線の続く今日この頃ですが、一応一区切りはつけておきましょう。
半指グローブについての話でしたね、
ええ、確かそのはずです。
前々回に出したFA(ファイナルアンサー)の通り、確かにこれはバイク用に作られているものです。
しかしながら原動機(エンジン)付きのバイクのためのものではなく、
人力のバイク、つまり自転車のためのものなのです。
自転車に関しては、今更いちいち語るべくもない、極めて馴染みの深い乗り物です。
多くの方がかなりの頻度で乗ったことがあるかと思います。
一家に一台はありますよね、ママチャリ。
筆者の家にもあるにはあります。
ただ、ひたすらバイクばかりで滅多に乗らないため、
たま~に乗るとフラフラしてコケそうになったりします。
あとすぐ太ももがつりそうに。
体力とことん落ちてマス。
さてこの自転車を使った競技、色々ありますね。
スピードや距離を競うものから悪路を走破するもの、
さらにはトリックプレイを披露するものなど。
なかなか見ていて飽きません。
そうした競技を嗜まれる方が、この半指グローブを着用しています。
用途は防護用ではなく、あくまで滑り止めだということです。
かなり身体を酷使するスポーツですから、当然汗をかくでしょう。
汗で滑ってグリップから手がすっぽ抜けたりするとシャレになりません。
そうしたケースへの予防策なのでしょうね。
自動車で半指グローブを着用される方に関しても、やはり用途は滑り止め。
ハンドルやシフトから手がすっぽ抜けると、シャレにならないというか命の危険がマッハです。
さて我らがバイクだって、滑るとヤバいのは同じです。
うっかり手がすっぽ抜けた日には、バイクから遥か彼方へ飛び立つか、一緒に路面をスライディングするハメに。
どちらも生身でおこなうには、いささかデンジャラス過ぎるかと思われます。
ですので当然滑り止め機能は必要なのですが、それだけでは不十分です。
加えて防護力も切実に必要なのです。
そのため半指では不足、指アリのものを使え、ということに。
ハイエンドハイクオリティかつハイプライスな半指グローブよりも、百均で投げ売りの軍手の方マシ、といった風になってしまうのでした。
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